後悔しない家の売り方!査定の仕方と業者選び

生活

こんにちは、ものとです!

一歳の娘と保育士の妻を持つ一般的な会社員です。

家を売ろう!と思っても、初めての経験で先が見えず不安になりますよね。

どうせなら高く売りたい!と思っても、どこの誰に何をしたら高く売ってくれるの?と、考え事は増える一方です。

本記事では、実際の我が家の「家を売りたい!」から、実際に家を売り出すまでの流れをご紹介します。「家を売る」悩みに少しでも助けになれば幸いです。

家を売り出すまでの流れ

まずは家を売るまでの流れを把握しましょう。その後、どのタイミングで何をするか?についてご説明します。

家を売るまでの流れは以下になります。

  1. 売却プランをイメージする
  2. 簡易査定を依頼する(複数社一括査定がおすすめ)
  3. 訪問査定を依頼する(2,3社)
  4. 売却価格を決めて媒介契約をする
  5. 媒介業者の指示に従い部屋の撮影などの準備を進める
  6. 売却開始

ではそれぞれのタイミングで何をするか?何に気をつけるのか?見ていきましょう。

どのタイミングで何をするか?

1.売却プランをイメージする

売却プラン、と聞いてもピンと来ないかと思います。具体的には、以下のイメージを固めておいてください。

  • 最低売却価格(またはその基準)
  • 売却完了までの期間
  • その他大切にしたいこと

順に説明します。

最低売却価格(またはその基準)

「この値段以上で売れて欲しい!」という価格を決めます。

例えば

2000万円以上の値段で売る!

ローン残高を返し切れる金額が手元に残るように売る!

次に住む家の資金として200万円プラスになるように売る!

などです。具体的な数字でなくても、ざっくりとしたイメージを持てればOK!具体的な売却金額を決める計算は業者に丸投げで大丈夫です!

売却完了までの期間

いつまでに売りたいか?何ヶ月以内に売りたいか?を決めておきます

例えば

近所迷惑がひどいから、出来るだけ早く売って家を出たい!

高値で売れる方が大事だから、期間は気にしない。

築浅のうちに売りたいから、半年以内に売りたい!

などです。

こちらも決めてしまえば、そのまま業者に伝えて相談しましょう!

一般的に、早いと1ヶ月以内、平均2〜3ヶ月で売却できます。売却(契約)から2〜3ヶ月で引き払い引っ越しとなるケースが多いので、こちらも計算に入れておきましょう。(引き払いまでの期間は多少延ばせます)

2.簡易査定(一括査定)

簡易査定をすると、土地面積・床面積・築年数・住所などの書面上の情報から、ざっくりとした売却価格を知ることが出来ます。担当者に直接会わず、メール上のみのやり取りで出来ます。

地域の坪単価、周囲で最近売れた物件の売却価格、現状周囲で販売中の物件価格などから売却価格を算出します。

ただし、一括査定はあなたの個人情報が一気に広がるリスクもありますので、一括査定しないのも1つの手です。でもどんな業者があるのか知っておきたいところ。業者を知りたいだけの方も「不動産 一括査定」などで検索してみましょう。あなたの地域で不動産売却をしてくれる業者を自動で教えてくれます。

簡易査定をする理由は、目的は大きく3つです。

1つ目。一括査定をすることで、各社がどれくらいの値で売るつもりか把握する。

2つ目。各社の物件売却に対する姿勢。得意・不得意。自信。特徴を知る。

3つ目。気に入った会社を2,3社に絞り、次の訪問査定を依頼する。

また、簡易査定依頼と並行して、自分の物件がいくらくらいで売れそうか?の相場を調べておきましょう。

国土交通省が公開している↓のサイトで調べることが出来ます。

403 Forbidden

正直、訪問査定を受ければ、査定額を決める基準とした周辺の物件価格情報(相場)は教えてもらえます。簡易査定を複数(4社以上が望ましい)受ければ、それだけで相場は分かります。

ですが、事前に相場を知っておくことで査定した会社の信頼性が分かりますし、「なぜ相場から離れた価格なのか?」といった質問ができ、説明を受けることで、より満足のいく媒介業者選び・売却価格決めが出来るようになります

3.訪問査定(2,3社)

訪問査定では、簡易査定とは違い実際に家の内外を見てもらい、より具体的な査定額を決めます。

日当たりは良好か?家に大きな欠損などは無いか?追加工事は何をしているのか?などを確認します。多少の汚れ、キズなどは査定額に関係ありません。

この訪問査定では、実際に見た結果を踏まえた売却価格と算出根拠を知るだけではなく、各社の売り出し方・強みなどについての説明もされます。

ここで確認したいのは以下のポイントです。

  • 査定額が高すぎる・安すぎることはないか?
  • 売却までの作戦は納得いくものか?
  • 担当者と長く付き合えそうか?
  • 比較しているライバル業者について何と言うか?
  • ここで売りたい!という直感を得られるか?

順に説明していきます。

査定額が高すぎる・安すぎることはないか?

査定額が高すぎると売れにくくなります。査定額が安すぎると売りやすい反面、損してしまいます。

ちなみに、不動産は売出期間が長いほど売れにくくなる傾向にあります。長い間出ていると、問題のある物件ではないか?と思われてしまうためです。

では、高すぎる・安すぎるの基準は?といいますと、ここで先程の相場が活きてきます。担当者に「相場とかけ離れた価格だけど、なんで?」と聞いてしまいましょう。納得いく説明であれば問題ありません。大体は最近売れた物件や、現在近くで売り出されている物件に近い価格を提示してきます。

売却までの作戦は納得いくものか?

まず、売れるまでの作戦や、売れるまでの流れを説明できない場合はNG。具体的な細かい作戦がなくても、納得いく説明がされれば大丈夫です。

「近くにある店舗でリフォームイメージを膨らませてもらってから内覧に来てもらいます。」「価格はこのデータを見ながら必要に応じて下げていきましょう。」「近くの新築とこの中古戸建てを比較させて検討してもらいます。」などの作戦が出てくるはずです。

担当者と長く付き合えそうか?

これが結構大切!!家とお金の話だからといって、人の部分を無視してはいけません!

担当者は今後数ヶ月にわたって、あなたの大切で高額な不動産についてのやりとりを何度もする相手です。

担当者が気に食わないと、今後ずーっとモヤモヤしながら生活することにもなりかねません。「あの担当者が苦手だったなぁ。他の人ならもっと高く売れたのかなぁ」なんて思いながら過ごしたくないですよね。

比較しているライバル業者について何と言うか?

「今○○でも査定してもらっていて、***万円で〜〜〜な強みを活かして売ってくれるって言ってますが、どう思いますか?」と率直に聞いてしまってください。

不動産の悩みは、不動産のプロに聞いてしまうのが1番です!

これは絶対におすすめです。

聞いてみると、各社の思わぬ弱みや、言い忘れていた強み、強みと言っていた部分が実は大したことがなかった、なんて発見が出てきます。

自分が納得出来るまで、遠慮なくとことん聞くことをおすすめします。何百万円、何千万円のお金が動くんですから、当然の権利だと思いますよ!

ここで売りたい!という直感を得られるか?

最後は直感です。

悩みに悩んだとき、最後は直感です。「なんとなくだけど、この業者・この人に任せたい!」と思った業者を選びます。いいんです、それで!

その方が活き活きと物件を紹介できて、買主さんからしたら好印象になります。直感に従った業者なら、どんな結果になっても納得感や満足感を得られるはずです!

4.売却価格を決めて媒介契約をする

業者を決めたら、最初に売り出す売却価格を決めて、媒介契約を結びます。

媒介契約とは、「あなたの会社で私の物件を売ってね」という契約です。私たち売主側で支払う費用は一切ありません。お金を払うのは、物件が売れた以降になります。

媒介契約には3種類ありますが、専任媒介契約が最も多く一般的です。

5.媒介業者の指示に従い部屋の撮影などの準備を進める

あとは基本的に業者にお任せです。日程を調整して進めていきましょう。

6.売却開始

全ての契約・作業を終えたら売却開始です。

インターネット上に表示されたり、店舗に広告が出たりして、売却活動が進んでいきます。

必要に応じて内覧などを、媒介業者のアドバイスに従って進めていきます。※内覧しないことも出来ますが、売却に対して不利になる傾向にあります。

まとめ

「家を売りたい!」〜「業者を選んで、売り出す!」までをご紹介しました!

家を売るのは大きなお金が動く、大きな出来事です。後悔しない選択をしたいものです。

本記事では、「いかに自分に合った売却をするか」「いかに後悔しない売却をするか」を大切にした進め方をご紹介しました!

あなたの不動産売却が、幸せなものであることを祈っています(^^)

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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