こんにちは、ものとです!
一歳の娘と保育士の妻を持つ一般的な会社員です。
うちの娘の離乳食、大変なんです!
スプーンやフォークを投げる!テーブルをたたく!床にお皿を投げつける!テーブルもイスもご飯だらけでべちゃべちゃ!のように、遊び食べで大変なことに!
仕方ないとは分かっていても、毎日、悩みとストレスがつきません。
保育士の妻は平然と、しかも的確に対処していますが、僕には全然わからない・・・。
そこで妻に本気で相談して、状況、原因、対策が分かったのでまとめます!
子育てど素人の僕でも何とかなったので、きっと役に立つはずです!
状況と原因と対策
真剣な表情、食べようとする意思がある
食事の勉強中、練習中です。スプーンを上手く使えずにご飯やスプーンが飛んでしまうこともありますが、本人は至って真剣です。
「スプーン難しいね」「がんばったね」「もうちょっと!」「すごいね」などの声やかけつつ、見守りましょう。
スプーンが床に落ちてしまったりしても、叱らなくてOK。「落ちちゃったね」なとと声をかけてあげましょう。
真剣な表情、あまり食べる意思を感じない、動きが激しく力強い
イライラしていると思われます。スプーンで上手くすくえない等の状態が続くと、食べられないことにイライラして、物に当たることがあります。
「自分が空腹の時に、利き手と逆の手で食べている」イメージをしてみてください。・・・イライラしますよね!子どもはそんな気持ちです。
未然に防ぐには、“自分で食べる”にチャレンジさせる前にある程度食べさせて空腹感を減らしておくことが有効です。「いただきます」をしたら、早めにどんどん食べさせてあげましょう。「上手く出来ないイライラは消せませんが、空腹のイライラは減らしてあげられます。
このやつ当たりを始めたら、目の前に置いてあるご飯を一度下げるのも有効です。イライラの原因ですからね。
怒る、泣く
イライラしています。これは分かりやすいですね。
この場合も、早めに食べさせて空腹感を減らす、怒り出したら目の前のご飯を下げる、といった対応が有効です。
嬉しそうな表情、食べようとする意思を感じる
食事そのもの、食べられることを楽しんでいます。
自分で上手く食べられるようになったことが嬉しかったり、(口には入らないけど)スプーンで食べ物を運べるのが嬉しかったり、離乳食が美味しかったりと、食事を楽しんでいます。
まだ練習中なので、ご飯を落としてべちゃべちゃになったりもしますが、そっと見守ってあげましょう。優しく、食べるサポートをしてあげるのもいいでしょう。あくまで優しく、強引に動かすというよりは、手を添えてあげるかんじです。
嬉しそうな表情、あまり食べる意思を感じない
遊んでいます。ご飯や食器がおもちゃになっています。
そのままにしても食べないと思われますので、なるべくさり気なく、食器やご飯を下げましょう。
どうしても遊びたがり、食器などを下げると怒ったり泣いたりするようめあれば、「ご飯の時間だから、遊ぶならおしまいね」と伝えて食事自体を切り上げましょう。
しつけの方針によっては、諦めて遊ばせてあげるのも手です。十分に遊んで飽きてしまえば、今後同じ遊びをしなくなります。違う遊びは始まるかもしれませんが・・・
こちらをじっと見つめ、親の様子を伺いながら何かをする
試し行動です。「今からやることは許してもらえるのかな?」と、子どもが親を試しています。
こちらをじっと見てきたら、真剣な顔をして、声は低めのトーンにして、「ご飯を落とすと食べられなくなるから、やめてね」などのようにハッキリとNOを伝えてください。
僕はこの試し行動に苦戦しました。妻いわく「あなたの言い方はメリハリが無いから舐められてる」ということでした。
良いことも悪いことも優しく言うおかげで、やらない方がいいことを子どもがやってしまう。これは優しさではなく、甘さです。本人のためにならないと反省しました。
わざとやるというより、無意識にやっている感じ
今やっていることと違うことに急に興味が移る、などが原因です。
例えば
スプーン食べをしていたが、急に飲み物を飲みたくなり、スプーンを手放して落としてしまう。
などです。叱ったりする必要はありませんが、「落としちゃったね」と軽く声かけしてもいいでしょう。
親が見ていない時に音を立てる(物を落とすなど)
構ってほしい、見ていてほしいという気持ちからくる行動で、親の注意がそれていることが原因です。
親自身が食べることに集中していた、テレビを見ていた、スマホを見ていた、なんとなく心ここに在らず、などを子どもが敏感に察知して親の気を引くために行動します。
食べる時も子どもの方に体と顔と視線を向ける。食事中はテレビやスマホを見ない。といった対策が必要です。
僕はこれで妻に注意を受けました。食べる時に真下を向いてご飯だけを見るので、子どもが「こっちを見てよ!」とスプーンを床に落とすんです。「どうやって食べたらいいの!?」とも思いましたが、なにより可愛いと思いました(*^^*)
しつけの際に常に意識すると良いこと6つ
しつけは必要ですが、以下のことに気をつけてください。子どもの自由な発想や、好奇心に悪影響を及ぼすかもしれません。
- 叱る時に子どもの名前を言わないようにする
叱る時にいつも子どもの名前を言うと、子どもは「自分の名前=ダメ」、つまり、自分はダメな子なんだ、自分が自由に振る舞うとダメなんど、と思ってしまいます。怯えた振る舞いをする子になってしまいます。
ですから、行動に対して注意をしましょう。「スプーンを落としたら、ご飯が食べられなくなっちゃうから、やめておこうね」などでOKでく。
- やめてほしいことを言う時は真剣な表情・目を見て・低めの声で
やめてほしいことを伝える時は、真剣に伝えましょう。僕は怒る、叱ることが苦手なので、あくまで「真剣に」伝えます。
真剣な表情をし、目を見て、声のトーンを落とし、あまり抑揚のない言い方で伝えます。
伝える雰囲気を変えなければ、子どもには真剣な話なのか遊びとして構ってくれてるのか、まだ区別がつきにくいためです。
- 毎回「ダメ」と言わなくていい
やめてほしいことを言うたびに「ダメ」と言うのは避けましょう。
僕はこれをやって、妻から注意を受けました。(笑)
やりたいことをやる度に否定されれば、せっかくの楽しい食事が楽しくないものになってしまいます。しかも、「自分のやりたいことをやったらいつでも叱られ否定される」という思い込みを作らせてしまい、自分を表現できないようになってしまいます。
- ダメな理由を伝える
ダメな理由は伝えましょう。
伝えることを繰り返すことで、子どもも「あ、こういう理由で、やると良くないのか!」とそのうち理解します。
何より、ダメな理由を説明できないことを子どもにやらせるのは避けたいところです。
これを意識すると、親も考えるようになり、成長できますよ!
- 無視しない
無視は絶対NGです!
効果的かもしれませんが、「親に行動を無視される」という自己否定感が強くなってしまいます。できれば自己肯定感をもって前向きにポジティブに過ごしてほしいですよね(^^)
- 事前に何がOKで何がNGか決めておく
事前に、どこまでがOKで、何をしたら絶対にNGか。自分が疲れている時はどこまでなら許せるか。決めておきましょう。
いざ子どもが何かをした時に迷っていては、子どもにも迷いが生じてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子どもの行動は、同じように見えても理由が違うことがあります。その理由は、子どもの仕草や表情から汲み取ることができます。理由が分かれば、的確な伝え方を選ぶことができます。
また、しつけ・伝え方の全てに共通するポイントを6つ、お伝えしました。
以下の6つですね。
- 叱る時に子どもの名前を言わないようにする
- やめてほしいことを言う時は真剣な表情・目を見て・低めの声で
- 毎回「ダメ」と言わなくていい
- ダメな理由を伝える
- 無視しない
- 事前に何がOKで何がNGか決めておく
子育ては瞬間、瞬間の判断が難しいことがあり、悩むこともあるかと思います。
やり方が分かれば、後は意識し続けて反復です!
一緒に頑張りましょう!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました、
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