【1歳コミュニケーション】言葉のかけ方で子どもの想像力・思考力・運動神経が育つ!

子育て

こんにちは、ものとです!

1歳の娘と妻を持つ、一般的な会社員です。

1歳の子どもへの言葉がけ、悩みませんか?

僕は悩みまくってます!

どんな言葉をかけてあげたらいいんだろう?

何を言ったら良い成長をさせてあげられるかな?

何を言ったら悪影響になるのかな?

そんな悩みを抱えていた時、やり手保育士の妻からアドバイスをもらいました。

めちゃくちゃ勉強になったので、共有しますね!

結論・良い言葉がけとは?

先に良い言葉がけがどういうものか、お伝えします!

  • 言ってほしくないことは言わない
  • 指示語(こそあど言葉)は極力使わない
  • 快・不快だけでなく具体的な感情表現を代弁する
  • 何が起こるか、何をするか、出来るだけ具体的に話す
  • マイナス言葉ではなく、プラス言葉に重きを置く
  • なるべく目を見て話す

言葉がけの効果

良い言葉がけが、なぜ子どもにとって良いのか?

“言葉がけの効果”についてお話させてください。理解力が深まり、より良い言葉がけに繋がります!

言葉がけで、語彙力が育つ

語彙力、つまり、知っている・話せる単語の数が増えます。

たくさんの言葉を聞いて知ることで、色々な言い方を学ぶことができ、言葉の表現に幅が出ます。

言葉の表現に幅が出ると、より良いコミュニケーションができ、より良い人間関係を築ける人に育ちます。

指示語(こそあど言葉)は極力使わないのは、このためです。

あれ。ここ。そっち。などの指示語を多用していると新しい言葉を覚える機会を失ってしまいます。

「(あの)おもちゃのフライパン取って」

「(ここの)遊園地に来るとメリーゴーランドで遊べて楽しいね」

「(そこの)テーブルまで一緒に行こう」

のように、具体的に伝えてあげましょう!

言葉がけで、表現力が育つ

言葉の表現に幅が出て表現力が育つのはもちろんですが、感情表現などの表現力も育ちます。

言葉がけで「自分は今、こう感じている!」が分かるようになります。自分の感情を正確にとらえられるようになることで、外に表現できるようになります。

感情の表現を通して、「表現はこうやってやれば伝わるんだ!」と学び、表現力が育ちます。

快・不快だけでなく具体的な感情表現を代弁するのはこのためです。

やりがちなのは、”快”表現、”不快”表現止まりの代弁をしてしまうこと。そうではなく、”感情”表現を意識してください。

乳児期は快・不快までしか分からなかった子も、幼児期に入ると感情が分かるようになります。サポートしてあげましょう!

例えばこんな感じです。

“快”のみ表現「良かったね」

→これを変換すると「嬉しかったね」「楽しかったね」「気持ちいいね」「幸せだね」のようになります。

“不快”のみ表現「嫌だったね」

→これを変換すると「悲しいね」「怒れたね」「寂しいね」「悔しいね」のようになります。

感情表現も、具体的に代弁してあげましょう!

ちなみにこれをすると、大人も自分の感情に目を向けられるようになって、一緒に表現力が育ちますよ(^^)

言葉がけで、想像力が育つ

言葉のかけ方で想像力も育てられます。

何が起こるか、何をするか、出来るだけ具体的に話す

がこれに当たります。

例えば

今から靴はいて、お外に行って、ブーブー車を見ながら、公園に歩いて行って、ブランコしよう!

という言葉がけをしたとします。これから何をするか、何が起こるか、が具体的ですよね。

これを聞いて子どもは想像します。

靴って何? お外って何? 車って何? 公園って何 ?ブランコって何?

靴は知ってる!「はいて」って・・・あ!わたしの足にくっつけることね!

「靴をはいて」は、分かった・・・「公園」も分かる!あ、じゃあきっと、いつもの道を、歩いて行くのね!

と、たくさん想像することが出来ます。頭フル回転!想像力成長中!

その後、実際に実行しながらまた言葉がけすることも大切です。

「お靴はこうねー」と言いながらやることで、「あ、これが靴をはくということね!」と理解していき、また次の想像に活かせます。

しかしこれが

「公園行こっか!」

だけでは、想像力はあまり育ちません。想像するキーワードは「公園」だけですから。(私はこれをやってました。反省。)

具体的にこれからのことを言葉がけし、実際に実行しながら何をやっているか言葉がけすることで、想像力がどんどん伸びますよ!

言葉がけで、思考力が育つ

お気づきの方もいるかもしれませんが、想像力と一緒に思考力も育っています!(ちなみに私は説明されるまで気付きませんでした(笑))

今の言葉の意味は何?

これから何が起こるんだろう?

あ、この言葉はこれのことだったんだ!

言葉を聞いて、想像して考えてたことと一緒だった!嬉しい!

こういった「なんだろう?」という疑問と、「こういうことか!」という結果を知り、学ぶことで思考力が育ちます。

さっきと同じ例えですが

「公園行こっか!」

だけでは、「ふぅん。公園ね。おっけー」と思うくらいで、何も思考できません。

具体的な言葉がけによって、思考力もどんどん伸びます!

言葉がけで、運動神経が育つ

少し話が飛ぶようですが、そんなことはありません。

想像力は、言葉とイメージを繋げる”脳の働き”を育てています。

思考力は、イメージと結果を結びつける”脳の働き”を育てています。

運動神経は、イメージと体の動きを結びつける”脳の働き”のことです。

少し分かりにくいかもしれませんが

言葉がけによって、表現力・思考力を育て、脳を育てています。

言葉がけで、脳が育つ。

脳が育つと、運動神経も育ちます。どちらも脳の機能ですから。

少し無理やり感はありますが、言葉がけで運動神経まで育つなら、言葉がけに気をつけようと思いませんか?

言葉がけで、運動神経も伸びるんです。

(勉強しても運動が上手くならないのは、また別のお話。現に、偏差値の高く優秀な高校や大学は部活でも結果を残す傾向にあります。)

言葉がけで、幸せな大人に育つ

さらに話が飛んだように感じるかもしれませんが、これが1番のキモです。

マイナス言葉ではなく、プラス言葉に重きを置く

なるべく目を見て話す

これらが特に該当します。

もちろん、表現力・思考力・運動神経が育つというだけでも、幸福度は増すはずです。

逆に、表現も思考もせずボーっとし。運動が苦手。これが幸せとは思いにくいですよね。

マイナス言葉をプラス言葉に変換しよう

マイナス言葉とは「嫌だったね」「大丈夫?」「〜したくないね」「ダメ」「無理」「ごめんね」などの否定的な言葉です。

ずっと聞いていたら、気分がどんよりしそうな言葉です。

プラス言葉とは、「〜できると嬉しいね」「大丈夫だよ」「〜すると楽しそうだね」「こっちの方がいいよ」「すごいね!できたね!」「ありがとう」などの肯定的な言葉です。

聞いていると嬉しくなったり、やる気が出たりする言葉です。暗くなったり意欲がなくなったりはしなさそうですよね。

マイナス言葉を繰り返していると、子どもはやる気を無くします。意欲を無くします。

「やりたいことをやっても、どうせ否定されるし、嫌な気持ちになるから、もう何もしない」

となっていきます。

これは大人になっても感覚として残り続けます。(私がそうでした。)

例え、食器を投げることだけ「ダメ!」と言っていても、子どもにしたら「食器を投げる」=「やりたいこと」。やがて全てのやりたいことへの意欲を無くしかねません。

こういう時は「食器を投げるよりご飯食べた方が嬉しいね!」とプラスに言い換えてみましょう。

もしくは

「食器を投げたら割れてご飯食べられなくなっちゃうから、やめようね」と、食器を投げること”は”ダメなんだよと、理由をしっかり説明してあげましょう!

やりたいことを無理に我慢しない、幸せな大人に育ちますよ!

目を見て話そう

目を見る。これは、正面から向き合う。という行為に繋がります。

子どもは親に見てもらうか、見てもらえないか、どちらが幸せでしょうか?

当然、見てもらえる方が幸せに感じます。

自分を見てくれている。思ってくれている。愛してくれている。

目を見て話す習慣をつけると、そういった感覚が染みつくようになります。

「私は常に愛されている。」

この感覚を持てるって、素敵じゃないですか?

幸せじゃないですか?

私は、この「常に愛されている」と思えるって、とても嬉しく感じます。

目を見て話すだけで、常に幸せを感じられる大人に育ちます。

まとめ

言葉がけを気をつけるだけで、子どもの想像力・表現力・運動神経を育てられて、しかも今後の幸せな人生までサポートできる!

言葉がけって、とても大切です。

ちょっと気をつけるだけでこんなに良い効果があると思うと、ちょっとやってみようかな?と思えますよね(^^)

改めてポイントをご紹介しますね!

  • 言ってほしくないことは言わない
  • 指示語(こそあど言葉)は極力使わない
  • 快・不快だけでなく具体的な感情表現を代弁する
  • 何が起こるか、何をするか、出来るだけ具体的に話す
  • マイナス言葉ではなく、プラス言葉に重きを置く
  • なるべく目を見て話す

それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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