こんにちは、ものとです!
僕は普段ボードゲームをやらない人を誘い、少しずつ、少しずつ友達をボードゲーム仲間にしてきました!
そのためには、ボードゲーム自体に大なり小なり抵抗がある人にも分かりやすく、楽しそうだと思ってもらえるようにインスト・ルール説明をしなければなりません。
幸い、僕はインストが分かりやすいと言ってもらえますが、やっぱりボードゲームのインストは難しい!
そんな悩みを抱える方がきっと他にも居ると思い、今回、僕の大好きな「チャレンジャーズ!」のインストを漫画で表現してみようと思い至りました!
チャレンジャーズ!とは
チャレンジャーズ!は、プレイ人数2〜8人の、カードを主体とした対戦型ボードゲームです。
全7回戦の予選を全プレイヤー総当たり的に進め、決勝進出者を決定!
決勝で勝利した人が勝者となります。
予選で勝利するとトロフィーを獲得!トロフィーの裏に書かれている数のファンをGetし、ファンの総数で決勝進出者を決めます。
内容物
各カードセット(都市:水色、遊園地:黄色、城:青色、お化け屋敷:橙色、難破船:紫色、映画:緑色、宇宙:赤色)
各色どれも、右下に「A」「B」「C」が書かれたカードがあります。
初期デッキセット
トーナメント表カード
パークマット
トロフィー
上段(表):トーナメント表の”◯回戦目”に対応
下段(裏):手に入れられるファンの数
ファンチップ
内容物のセット方法
パークマットの準備例
※中央の丸い緑色のチップが「フラッグ」と呼ばれるものです
カード+マットのセット例(3〜4人対戦の場合)
1〜2人ならマットを1枚、3〜4人ならマットを2枚、5〜6人ならマットを3枚、7〜8人ならマットを4枚準備します。
マットの脇に、各カードセットの右下に「A」と書かれたカードを「A」のトレー、「B」と書かれたカードを「B」のトレー、「C」と書かれたカードを「C」のトレーに裏向きでセットします。
この時、都市(水色)以外のカードセット1つを取り除き、裏向きでシャッフルします。
(例えば、初心者であれば宇宙(赤)カードを取り除いて準備します。)
勝利条件
合計7回戦ある予選を行い2人の決勝進出者を決め、決勝戦で勝利した1人が最終勝者となります!
- 1〜7回戦それぞれで勝利した人がもらえる”トロフィー”をゲット!
- トロフィーの裏に書かれている数だけ”ファン”をゲット!
- 7回戦目が終わった時点でのファンの数を比較し、最もファンの多かった2人が決勝進出!
- 決勝戦の勝者が最終勝者!!!
ファンはトロフィーだけでなく、カードの効果で得られることもあるのでファンの数が重要になります!
ゲームの流れ
ゲームは大きく分けて
予選(1〜7回戦)と決勝戦に分かれています。
予選では1〜7回戦全てで
(移動→)デッキフェイズ→マッチフェイズ
を行っていきます。
詳しく見ていきましょう!
ゲームの準備
その前に、ゲームの準備です。
全員に大会予定表を配り、予定表に従って移動します。
移動とは、「次に自分が対戦するマットの前に行くこと」です。
1回戦目に移動するのは、大会予定表に「1」と書いてある色のマットです。
1回戦ごとの流れ
①移動
先ほど説明したように、大会予定表に従って次回の大戦会場へ移動します。
②デッキフェイズ
②-1)カードの獲得
1回戦目なら「1」、2回戦目なら「2」・・・というように◯回戦に応じた種類・枚数のカードを手に入れます。
手に入れられるカードの種類(A・B・C)と枚数(1〜2枚)は、大会予定表を見ると分かります。
今回は3回戦目を例にご説明します。
次に、選んだカード種から5枚引きます(今回はAから5枚)。この5枚の中から2枚を選び取ります。
5枚引いた中から、選んだカード枚数と同じ数だけ入手します。(今回はAを2枚)
ただしこの時、欲しいカードが無かった場合、「1回戦に1度だけ、選び取らなかったカードを捨て、同じ枚数を山札から引く」ことが出来ます。
例えばAから2枚とることを選んだ場合、「最初に5枚引き、その中から1枚とる」→「残りの4枚を捨て、山札から新たに4枚引く」→「4枚の中から1枚とる」ということが出来ます。
具体的な方法は3パターンになりますので、漫画で説明します。
(Bを1枚など、1枚だけとることを選んだ場合は「2枚」を「1枚」に読み替えてください。また、1枚の場合はパターン③は該当しません。)
パターン①)5枚引き、一度も捨てずに2枚取る
パターン②5枚引き、5枚とも捨て、再度引いた5枚から2枚選ぶ
パターン③5枚引き、1枚選び取り・残りの4枚を捨て、再度4枚だけ引き直した中から1枚選ぶ
最終的に取らずに残ったカードは、全て捨てます(カードトレーの穴に差し込みます)。
②-2)カードの取捨選択
カードの獲得を終えたら、次に「今持っているカードから好きな枚数を捨てる」ことができます。
この時、何枚でも捨ててOKです。さっき取ったばかりのカードを捨ててもOK!
ただし、捨てたカードはもう今回のゲームでは使うことが出来ないので注意してください。
③マッチフェイズ
マッチフェイズは、デッキフェイズで作り上げたmyデッキでいよいよ対戦していきます!
まずはデッキフェイズで作ったデッキを裏向きでシャッフルします。
③-1)先行/後行を決める
1回戦目は、フラッグの表裏で順番を決めるなど、適当な方法で先行/後行を決めます。
2回戦目以降は、お互いが持っているトロフィーを比べて決めます。
自分が持っている、1番大きな数字が書かれているトロフィーを出し合います。
出し合ったトロフィーを比べ、より大きな数字だったプレイヤーが先行になります。
先行のプレイヤーは、デッキの一番上のカードを表にしてマットに置き、表にしたカードにフラッグを置きます。
③-2)交互に相手のカードを倒し、フラッグをGETする
マッチフェイズでは、最終的にフラッグを持っていた人が勝利となります。
自分のデッキからカードを出していき、フラッグが置いてある相手カードの数字以上になったらフラッグを取ることが出来ます。
例えば相手のフラッグを持ったカードの数字が「4」だった場合 → 数字の合計が4以上になるまでデッキからカードを出し続けます。(合計3はNG、4はOK、5,6,7,,,はOK)
この時、各カードには効果があるので、カードに書かれている効果を(発動できれば)発動します。
相手の(フラッグを持つ)カードの数字以上になった時点で、相手のカードを倒したことになり、フラッグを獲得。攻守交代となります。
フラッグを獲得したのは、一番上のカードのみとなります。
(この言い回しがカード効果に関わってくるので、なんとなくでいいので覚えておいてください。)
なので、フラッグを取るまでに使ったカードはそのまま下に重ねておきますが、相手に攻められている間は意味のないカードとなります。(下に重なっているカードの数字を足したり効果を発動したり出来ない)
③-3)フラッグを取られたら、重ねていたカード全てをベンチへ移動させる
相手にフラッグを取られたら、”それまでフラッグを持っていたカード”と”その下のカード全て”をベンチへ移動させます。
ベンチは合計7枠あり、1枠につき1種類のカードを置くことが出来ます。
同じ種類のカードは同じ枠内に重ねて置きます。
③-4)勝敗の決め方
マッチフェイズでは2つの負けパターンがあります。
- デッキを引けなくなる(相手のカードを倒せずデッキがなくなる)
- ベンチにカードを置けなくなる(相手にフラッグを取られたまま次の攻撃ができなくなる)
相手がこの2パターンのどちらかになると、フラッグは相手に渡らなくなります。
つまり!フラッグは自分が持ったままになり、勝利確定!トロフィーを獲得します!
決勝戦
予選の1〜7回戦でデッキフェイズとマッチフェイズを繰り返すと、トロフィーが増えていき、トロフィーの裏に書かれた数のファンを得ることが出来ます。
全7回戦が終わった時点で、各プレイヤーのファンの数を比較します。
そして、ファンの数が1番多かった人と2番目に多かった人が決勝進出です!!!
決勝戦では、新たにカードを引くことはできませんが、デッキからカードを捨てることは出来ます。
そうしてデッキの準備が完了したら、予選のマッチフェイズと同じ方法でバトル!!!
この決勝戦で勝利した人が優勝!最終勝者となります!
最後に
いかがでしたでしょうか?
チャレンジャーズ!は説明書で読んで感じるよりも分かりやすいルールのボードゲームです。
インストで聞くよりもシンプルなルールのゲームです。
ですが、文章・初見だとこれが意外と難しく感じた経験があります。
なので今回、漫画だけを読んでもある程度理解できるように構成したつもりです!
チャレンジャーズ!はボードゲーム初心者にもやりやすく、何度もやりたくなる最高のゲームです!
インストや準備に時間をかけず、たくさんプレイして欲しい!もしも、そのために少しでもお手伝いできていれば嬉しいです。
それでは、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
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