子どもを愛することと可愛がることと尊重することは違います

子育て

こんにちは、ものとです!

2歳の娘と妊娠中の妻のいる一般的な会社員です。

先日、とある本を読み、あることに気付き実践したところ、2歳の娘の子育てが劇的に楽になりました!

娘はイヤイヤ期真っ盛り。僕は悩み、怒り、ストレスでいっぱいいっぱいになっていましたが

気付きを実践すると、イヤイヤ期の負担が半減しました。

その実践した気付きが、本記事のタイトルにもなっている

子どもを愛すること。

子どもを可愛がること。

子どもを尊重すること。

この違いでした。

子どもを愛することとは

子どもを愛することとは。

胸の奥、心の底から込み上げる、温かくて熱くて昂るほど、とめどなく溢れてくる愛おしさ。

この言葉にしきれない感覚のままに、子どもに接することだと思います。

ぎゅーってしたり、「大好きだよ」「かわいいね」と言ってみたり、思わず笑顔になったり。

子どもが害されると、怒って子どもを守ったり。健康的な食事を提供したくなったり。

直接的に、間接的に、愛情をもって接すること。

これが愛することだと思います。

子どもを可愛がることとは

子どもを可愛がることとは。

「いい子だねー!」「かわいいねー!」と、褒める。

抱っこしたり頬ずりしたりして、大好きを行動で表現する。

広い意味では、ちょっとした”いじわる”をしたりして「可愛がってあげる」。

主に「大好き」を伝える直接的な行動が、可愛がることだと思います。

子どもを尊重することとは

子どもを尊重することとは。

子どもも1人の自立した個人であること。

子どもにも子どもの事情があること。

「いま大人がやりたいこと」と「いま子どもがやりたいこと」は必ずしも同じではないこと。

「大人が思う今やるべきこと」と「子どもが思う(感じる)今やるべきこと」は必ずしも同じではないこと。

大人にとっての最善(最悪)と、子どもにとっての最善(最悪)は違うこと。

子どもにも通したい、貫きたい意思があること。

これらのことを理解し、子どもの個性、事情、やりたいこと、やるべきこと、最善、最悪を受け入れ、相談し、win-winな行動を選択すること。

これが子どもを尊重すること、だと思います。

それぞれの接し方による違い

子どもの感じ方

子どもは愛されることで、安心感、幸福感を感じることが出来ます。

子どもは可愛がられることで、楽しい気持ち、嬉しい気持ちを感じることが出来ます。

子どもは尊重されることで、自立した個人として認められていること、自分の気持ちを大切にされていることを感じることが出来ます。

愛する。可愛がる。尊重する。どれも似ていて、ともすると同じことに思えますが、その影響は違います。

親の感じ方

親は愛することで、愛情の温かさ、幸福感を感じられます。

親は可愛がることで、楽しくて、嬉しくて、幸せな気持ちになります。

親は子どもを尊重することで、子どもを自分から自立・分離した個人として見ることができ。子どもの成長を強く感じ、学び。そして自分を尊重し、自信、そして軸を持った感覚を感じられます。

尊重が1番言語化が難しいですが、地に足がつき、不思議と今までと世界の見え方が少し違ってきます。

子どもを尊重するためには

子どもを尊重することとは

子どもの個性、事情、やりたいこと、やるべきこと、最善、最悪を受け入れ、相談し、win-winな行動を選択すること。

と言いました。

ではこれを叶えるためにはどうしたらいいのでしょうか?

答えは簡単です。

「子どもの言葉や気持ちにしっかりと耳を傾けること」

そして

「自分がされたら嫌なことを子どもにしないこと」

たったこれだけです。

尊重するために変えるべき行動

子どもを尊重するために、以下のことを意識してみてください。

指示・命令するのではなく、提案する

子育ては時間との闘いでもあります。

ご飯の時間、お昼寝の時間、お風呂の時間、就寝時間などなど。。。

子どものために時間を守ろうと思い、子どもへの愛情から

「早く着替えて!」

「落ち着いて食べなさい!」

「もう寝るよ!」

なんて、命令口調だったり、指示を出す言い方になったりしてしまいませんか?

これ、自分だったら嫌じゃありませんか?

僕なら、例えどの言葉も正しいとしても「そんな強く言わなくていいじゃん!」と怒れて、反発してしまいたくなります。

なので、指示・命令ではなく、提案してみましょう。

「お友達との約束の時間を守りたいから、お着替えしてくれるかな?」

「温かくて美味しいご飯を食べてほしいから、座って食べてほしいな」

「いっぱい寝てまた明日も元気に遊びたいから、一緒に寝よう」

こんな感じです。

一緒に理由も添えてあげられるとGOOD!

伝えた理由を理解できないとしても、子どもには「ママやパパにとって大切な理由があって言ってるんだな」と伝わるのか、不思議と素直に動いてくれるようになります。

先に子どもの事情を聞く

子どもにも子どもなりの、事情や理由が存在します。

もう待てない!無理やりやってしまおう!となりそうな時こそ、一度子どもの事情を聞いてみましょう。

「歯磨きしないと虫歯になっちゃうから、歯磨きするよ!」

と無理やり子どもを寝かせて歯磨きする前に

「歯磨き、したくないの?」

「どうして歯磨きしたくないの?」

と聞いてみましょう。上手く言葉に出来ないのならば

「お口が痛いから?楽しくないから?なんか怖いから?パパの圧が嫌だった?」

と、一緒に納得いく理由を考えます。

例え解決が難しい事情でも

「そっか。なんとなく怖いんだね。うーん。でもね、歯磨きをしないと、歯が虫歯になって痛くなっちゃうかもしれないんだ。だから、ゆっくりでいいから歯磨きさせてほしいな」

子どもの気持ちを受け入れて、その上で理由と一緒に改めて提案してみましょう。

大人もそうだと思いますが、自分の気持ちが無視されていると思うと抵抗感が生まれてしまいます。

子どもの事情を受け入れてあげる。理解したことを示してあげる。

それだけで子どもは動いてくれるようになります。

(素直に動いてくれる分、なんだか大人より”大人”です。笑)

win-winを選ぶ

子どもの事情を聞いて、その上で理由を説明して提案しても、子どもが受け入れてくれない、動いてくれないこともあるかと思います。

そんな時は相談して、お互いが納得のいくwin-winな結果を選びましょう。

ここで大切なのは、大人の意思、子どもの意思に優劣をつけないこと!!

僕がずっとやってしまっていたのですが、無意識に「大人の方が生きていく上で大切なことを知ってるし、大人の意見が優先!」と思っていました。

そうじゃないんです!

だって子どもは、その時の子ども本人の成長に必要なこと、心や人生を満たすために大切なことを主張しているわけです。

子どもの成長にとって、子ども本人が感じている「必要なこと」を蔑ろにする理由など、あるはずもありません!(超個人的意見)

うちでもよくあります。

僕「よーし、お風呂の時間だから、お風呂に入ろうか!」

2歳の娘「ううん、粘土やるー!」

僕「うぉう・・・でも今お風呂に入らないと後ですごく眠くなってもお布団に入られなくなっちゃうから、いまお風呂に入ろう?」

娘「ねんど!!!」

僕「・・・」

きっと今この瞬間に粘土をやることが、子どもの成長に必要なんです。もしかしたら「お風呂入ろう」の言葉からインスピレーションを得て、忘れぬうちに芸術センスを磨こうとしているだけかもしれないのですから!

というわけで、僕は

「んー分かった!じゃあ、10分粘土やったらお風呂に入ろう!時間が近づいたら伝えるね!」

そしてこの後

「約束の時間になるから、もうすぐ粘土終わろうね!」

と言うと、「うん!」と言いすぐに片付け始めたんです!いつもはもっと渋るのに!

このように、子どもの意思を尊重し、要求を満たしてあげることで気持ちが満たされ、驚くほど物事がスムーズに進むんです。

まとめ

愛すること。可愛がること。尊重することは、似ているようで違います。

そして、子育てを楽に、イヤイヤ期を楽にするために、「尊重すること」がとても有効に働きます。

「尊重する」とは

子どもの気持ちを受け入れ、相談し、win-winな行動を選択すること。

僕は2日で変化を実感し始められましたよ!!

時に根気はいりますが、まず2,3日から、頑張ってみてはいかがでしょうか?

疲れたりして難しい日は無理せず、いつも通り接しても大丈夫です。

接し方を変えようと頑張っている親の姿だけでも、子どもは嬉しいと思いますよ(^^)

それでは!あなたとあなたの家族がお互いを尊重しあえる関係になっていきますように!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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