ボードゲーム「犯人は踊る」のルールをイラストで限界まで分かりやすくしてみた

カードタイプ

こんにちは、ものとです!

こんな記事を書くくらいボードゲームが大好きなのですが、周りにボードゲームをする人がほとんど居ません。でもボードゲームがしたい!

ならばどうするか?

初心者がボードゲームのエッセンスを楽しめるような、ボードゲームを遊んでもらう!

そして初心者がやる気になってくれるようなインストを行う!

この2つに尽きると思い、頑張ってボードゲーム仲間を増やしてきました。

今回は、そんな僕が必ず最初に遊んできた「犯人は踊る」のルールを、イラストで限界まで分かりやすく説明してみました!

「犯人は踊る」とは

「犯人は踊る」とは、カードのみで構成されたボードゲームです。3人以上でプレイします。

ババ抜きと人狼の良いところだけを抽出して極限まで分かりやすくしたような!

それでいて奥が深いのに、考えるのが好きな人も苦手な人も、誰でも楽しめる!

そんな最高のボードゲームです!

(実際、ボードゲーム初体験の人にやってもらって、すぐ自分用も買った人が僕の周りに数人います)

内容物

「犯人は踊る」は、32枚のカードで構成されています。

ババ抜きで言うところの「ババ」となる「犯人」カード。

犯人を言い当てることで勝利を狙うための「探偵」カードと「いぬ」カード。

プレイヤー間の手札を移動させることができる「うわさ」「情報操作」「取り引き」カード。

「うわさ」は全員が隣の人の手札からランダムに1枚抜き取ることで、ランダムに1枚ずつ移動するカード。

「情報操作」は全員が任意のカード1枚を隣の人に伏せて渡すことで、好きなカードを1枚ずつ移動させるカード。

「取り引き」は指定した人と1対1で任意のカードを1枚ずつ交換することで、こっそりカードを交換するカード。

「うわさ」「情報操作」「取り引き」によって、運・戦略・性格が絡み合いながらカードが移動しまくります。

そして

1人を選び、手札を全て見せてもらう「目撃者」カード。

自分だけこっそり犯人カードの持ち主がわかる「少年」カード。

探偵から、犯人であることを当てられてもシラを切れる「アリバイ」カード。

犯人を勝たせることで自分も勝利をつかむ「たくらみ」カード。

ゲームの1番手を決めるとともに、犯人が何をやらかしかた決めることができる「第一発見者」カード。

出してもなにもおきない「一般人」カード。

これらのカードで構成されています。

勝利条件

勝利条件は3つあります。

勝利条件①「探偵」で「犯人」を当てる

正確には、

「探偵」カードを発動し、その時「犯人」カードを持っている人を当てる

ことで勝利となります。

勝利条件②「いぬ」で「犯人」を当てる

正確には

「いぬ」カードを発動し、誰か1人の手札1枚をオープン。

オープンしたカードが「犯人」であれば勝利

となります。

勝利条件③「犯人」カードを手札から場に出す

正確には

最後の1枚の手札が「犯人」の状態で自分の手番が回ってきたときに、場に「犯人」カードを出す

ことで勝利となります。

つまり、勝利条件は大きく分けると

・「犯人」を当てる

・「犯人」を最後まで持ち続ける

の2種類になります。

犯人を持つことはリスクであり、メリットであることを頭に入れて、次の「ゲームの流れ」に進みましょう!

ゲームの流れ

ゲームの流れは超かんたん!!!

ゲームの流れ①全員に4枚ずつカードを配る

説明書に人数ごとに使用するカードの種類と枚数が書いてあるので、説明書通りに必要数のカードを準備します。

使用するカード構成には自由度があり、遊び相手に合わせて最適な構成にできるのも「犯人は踊る」の素晴らしいところ!

以下に、遊び相手や遊びたい雰囲気に合わせたカード構成をまとめていますのでよろしければ参考にどうぞ。

準備したカードをよく混ぜ、全員に裏向きのまま配ります。(1人4枚ずつになります)

配られたら手札を確認します。

ゲームの流れ②「第一発見者」を場に出しゲームスタート

手札を確認すると、1人だけ「第一発見者」を持っているので、その人が場に「第一発見者」を出してスタート!

そして今回のゲームの犯人が何をやらかしていたのか宣言します。

(例えば「犯人は私のプリンを勝手に食べました」など、なんでもOK!)

僕はゲームプレイ自体が好きすぎるので、「何やらかした宣言」はスキップしてしまいますが、この宣言が一番盛り上がる人たちも、もちろん居ます。

このあたりは自由に楽しめばOKです!

ゲームの流れ③時計回りで1枚ずつカードを出す

「第一発見者」を出した人から時計回りに手番が回っていきます。

自分の手番が来たら、必ず1枚だけ、手札からカードを出します。

出したカードの効果は必ず発動します。

カードの効果は簡単な上に、それぞれのカードに書いてあるのでめちゃくちゃ簡単に手番を進められます。

ゲームの流れは、たったこれだけ!

あとは「探偵」や「いぬ」で「犯人」を当てればその時点でゲーム終了!

もしくは手札が最後の1枚になった時、誰かが「犯人」を出すことに成功したらゲーム終了です!

ドロー、勝者なしは絶対に存在しません!

おすすめの楽しみ方

ここからは、導入することで「犯人は踊る」が5倍、10倍面白くなる方法をご紹介します!

おすすめ①出したカードは各プレイヤーの前に並べる

自分の番が来たら自分の手元に出しましょう。

実際、これは公式ルールに書かれた情報です。でもこれがとても大事なのであえて書かせていただきました。

なぜなら

手元に置かれたカードで、「犯人」を持っているかどうか推理ができるから!!!

例えば・・・

Aさんが「少年」を使った次に「探偵」を使っている。その人が指名したのはBさんだった。ということは、さっきまでBさんが「犯人」を持っていた?でも1回「情報操作」があったから、Bさんの隣のCさんが「犯人」を持っている・・・?

など、推理することが可能です。

これにプレイヤーの性格も絡むと、もう推理するのも推理されるのも楽しくてたまりません!!!

推理が外れているのを見ているのも楽しくてたまりません!!!(笑)

そして「犯人は踊る」は、1ゲーム終わった後の反省会も楽しいのでそこでも生きてきます。

「あのときBさんから、この「情報操作」使って「犯人」渡されてさー!ほんとやられたよ!」

みたいな会話もすごく楽しいです。

ついでに、基本的に1枚ずつカードを置いていくので、今が誰の番か分かりやすいのもありがたいです。

おすすめ②スコアをつける

これは説明書にも無い独自ルールですが、スコアをつけると本気度が変わり、推理や駆け引きの奥深さが変わってきます。

具体的には

  • 「探偵」で「犯人」を当てたら、「探偵」に+1点。「犯人」に-1点。
  • 「いぬ」で「犯人」を当てたら、「いぬ」に+1点。「犯人」に-1点。
  • 「犯人」を場に出せたら、「犯人」に+1点。その他の全プレイヤーに-1点。

のようにします。

10回分など、何回か分の総合得点で勝負することになるのですが、何が重要かと言うと

「犯人」で勝つメリットが大きくなる

ことです。

スコアをつけない場合、「犯人」で勝ちを狙うリスクは非常に高くなります。

「探偵」や「いぬ」は、使っても負けることは無く、ノーリスクで勝ちを狙える手段なのに対し、

「犯人」は持っているだけで「探偵」や「いぬ」に当てられて負けるリスクを抱えている上に、勝つことが難しいためです。

「犯人」はリスクの割にメリットが小さい。

ですが、スコアを付けると、「犯人」で勝つことで”全員に2点差つけられる”ようになります。

実際にやってみると、「犯人」で勝ちを狙いたくなる不思議な作用を感じられます。

しかも、スコアを付けると何回でもやりたくなり、何回やっても楽しめます。

これで僕は友達と5時間くらい「犯人は踊る」だけ遊ぶことを、何度かやったことがあります。

ずーーーーっと楽しいんです、これが。(笑)

最後に

いかがでしたでしょうか?

「犯人は踊る」は、とても簡単なルールであるにもかかわらず、非常に奥が深く、にもかかわらず考えることが好きな人も苦手な人も誰でも楽しめる傑作中の傑作です。

初めて遊ぶボードゲームとして、僕は必ず「犯人は踊る」を推薦します。

ですが、初めてボードゲームを遊ぶ人にとってルールの理解、インストは抵抗感が強く苦痛になりがちだと思います。

そんな人たちのインストが少しでも簡単に、楽しくなるために、少しでも力になれればと思い今回記事を書きました。少しでも力になれたら嬉しいです!

それでは、あなたとその周りの方に、最高の「犯人は踊る」ライフがあらんことを!

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!

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