こんにちは!ものとです!
ボードゲームにハマり早数年。しかし僕の周りにはボードゲームをする友達がおらず、遊び相手を探す日々でした。
そんな僕が磨き上げたのが、インスト技術!いつも「いかに分かりやすくゲームのルールを理解してもらえるか」を考えて過ごしてきました。
今ではすっかりボードゲーム好きになってきた友達たちも、未だに新しいボードゲームを買う度に「ものと、説明書読んでルール説明して〜」と言ってくれます。
そんな僕が今回紹介するのは「ザ・マインド」というボードゲームです!
ザ・マインドってどんなゲーム?
ザ・マインドは、カードのみで構成された協力型ボードゲームです。
協力型、つまり、プレイヤー同士が全員仲間となって協力し合い、勝利条件を満たすことを目指します。
内容物
- 1〜100の数字が書かれた「数字カード」(100枚)
- Level1〜12が書かれた「レベルカード」(12枚)
- ヒットポイントカード(5枚)
- 手裏剣カード(3枚)
勝利条件
最終的な勝利条件
Level1〜12の全てをクリアした時点で、プレイヤー側の勝利です。
正直、この勝利条件よりも、”Level”1つ1つの勝利条件が大切で面白いので、まず各Levelの勝利条件から説明します。
Levelごとの勝利条件(重要)
まずLevelとは、各プレイヤーの手札の数を示しています。
3人プレイなら、Level1は1人1枚ずつ、Level2は1人2枚ずつの手札を持ってスタートします。
レベルが上がるほど手札が増え、難易度が上がります。
そしてLevelごとの勝利条件とは、ずばり
プレイヤー全員が手札を出し切ること。
です。
ではどうやって手札を減らしていくのか?次の「全体の流れ」で説明していきます!
全体の流れ
プレイの準備
数字カード100枚を裏向きのままよくシャッフルしておきます。
次にLevelカードを、表向きに、上から1、2、3、、、、となるように並べて1つの山札にし、テーブルなど遊ぶ場に置いておきます。
まずはLevel1からスタート!(Levelカード山札の一番上がLevel1なので)
①Level1では全員に数字カードを1枚ずつ配ります。(裏向きのまま)
②配り終わったら、各プレイヤーは配られたカードの数字を確認します。
③数字を確認し、心の準備ができたら、無言で静かに、場(テーブルなど)の中央に手を置きます。
④全員の手が置かれたら、準備OKの合図!手を引っ込めて、場から誰の手もなくなったらスタートです!
スタートしたら!
全員の手札を、数字の小さい順に、場に出していきます。
ただそれだけです。
この時のポイントは
- 手札を出す順番は無い(時計回りに出す、とかではなく、出せる人から出していきます)
- 相談禁止、ジェスチャーやアイコンタクトなど言葉以外の合図も禁止。とにかくヒントを出し合うことは全て禁止。
- 1枚ずつ出す(連番のカードでも、重ねて同時に出すのはNG)
- 全員の息を合わせて、勘・場の雰囲気・数字を出すテンポなどを頼りに手札を出していく
こうして、数字の小さい順に手札を出していき、全員が手札を出し切れたらLevelクリア!
逆に、間違った順番で手札を出してしまったら負けとなります。
余談ですが、個人的には、ヒントになる言葉や行動以外ならアリだと思っています。ゲームに関係のない雑談や、プレイ中でも連番が通ったりすると「すごい・・・」と言ったりもします。
このあたりは一緒にプレイする人と決めておくといいでしょう。
成功したら(Levelをクリアしたら)・・・
次のレベルに進みます。
Levelカード山札の一番上のカードを箱に戻し、次のレベルをスタートします。
Level1をクリアした場合、次はLevel2です。
Level“2”なので、各プレイヤーに2枚ずつ数字カードを配ります。(裏向き・ランダムで)
※この時、前Levelで使用した数字カードも全て合わせて混ぜた、100枚の数字カードから配ります。
数字を確認して準備OKなら場に手を出し、そろったら手を引っ込めてLevel2プレイスタート!
Level1と同じように、数字が小さい順になるように順番に出していき、全員の手札を出し切れたらクリアです!
Level2をクリアしたらLevel3,4,5,,,と続けていきます。
説明書には
- 2人ゲームならレベル1-12
- 3人ゲームならレベル1-10
- 4人ゲームならレベル1-8
と書いてありますが、このあたりは自由に設定したらいいと思います。
ものとは最大6人でプレイしたこともあります。
失敗したら・・・
出す順番を間違えてしまい、失敗することがあります。それはもう何度もあります。(笑)
順番を間違えて出した場合は、数字を追い抜かれてしまったプレイヤーが「ストップ!」と宣言します。
ストップしたら最初に、ヒットポイントカードを1枚箱に戻します。
次に各プレイヤーは ”今、場に出されたカード” よりも小さいカードを全て出し、脇に置いておきます。
脇に置けたら、「準備ができたら手を出して、そろったら手を引っ込めてスタート」します。
ヒットポイントカードは、2人ゲームなら2枚、3人ゲームなら3枚、4人ゲームなら4枚、使用することができます。
ヒットポイントが無くなったらプレイヤーチームの敗北となります。ゲーム終了です。
・・・と、一応ルール通りに説明しましたが、正直、ものとはこのステップを行いません。友人間の独自ルールで遊んでいます。
ものとルール
ものとは、ヒットポイントカードを使いません。
失敗したらその時点で負けを確定させて仕切り直します。途中でストップしません。
数字カードを混ぜ直して、再挑戦して、成功するまで何度でもチャレンジします。
手裏剣カード
これも、ものとは使いませんが、正式ルールを説明しておきます。
手裏剣カードの使い方は
- 手裏剣カードを使いたくなった人が、手を挙げて合図する
- 全員が手裏剣カードの使用に合意したら、プレイを途中で一旦止め、手裏剣カードを使用する
- 各プレイヤーは手札の最も数字の小さいカードを脇に避ける(←手裏剣カードの効果)
- 準備OKになったら手を出し、全員揃ったら手を引っ込め、再スタートする
手裏剣カードは何人プレイでも1枚だけ使用できます。
全Levelをクリアしたら
ゲーム終了です!
最高に嬉しいと思います。盛り上がると思います。お互いを称え合いましょう!
そしてここから先は「ブラインドモード」という新たな挑戦が始まります。Level1から再スタートです。
長くなるので簡単に言うと、
場に出すときに裏向きで置いていく
ここだけが変わります。
全員が手札を出し切ったら、場のカードを確認し、小さい順になっていたらクリア!
はっきり言って激ムズだと思います。いつも通常ルールのLevel6,7あたりでづまずくので、ものとはブラインドルールはやったことありません。
なぜって、通常ルールだけでめちゃくちゃ面白いからです。満足しちゃってブラインドルールにたどりつきません!
より楽しむためのポイント
攻略のコツとかではなく、より楽しむためのオススメポイントを紹介させてください。
多少の雑談はよしとする
完全に無言でももちろん面白いですが、プレイ中は奇跡的なことがたくさん起こります。
タッチの差で連番が33,34,35、と連続成功したりすると、それはもう嬉しくなります!
そんな時、無言よりも「すげー!」「奇跡!!!」とか言うと盛り上がります。
また、せっかく友達と集まったのなら、雑談も同時にできればより楽しくなると思います。ゲームと雑談の両方できるわけですから!
失敗は誰のせいでもないことを理解しておく
このゲーム、面白いことに、どんな失敗も”誰かのせい”になることはありません。ゲームの性質上、本質的にありえないんです。
例えば、誰かが3の後にほとんど間を空けず30を出したとします。他の人にとってはあまりに早すぎるタイミングです。
でも、早く出した人のせいで失敗したのではありません!!!
なぜなら周りの人は、その人が早く出すことを見越して、より早く12や25などの数字を出すことも出来たはずだからです。
その人が早く出しすぎた、と言うこともできますが、あなたが出すのが遅すぎた、と言うこともできます。
ふざけて「早すぎるー!」と言うのは良いと思います。でも誰かを責めるのはやめましょう。
ザ・マインドは協力型の、みんなで楽しく遊べるボードゲームです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ザ・マインドは非常にシンプルな、初心者向けゲームです。
ものとはボードゲームほぼ未経験者と遊ぶなら、ほとんどの場合ザ・マインドで最初に遊びます。
ですがシンプルが故に、言葉の説明だけでは理解してもらえないことがほとんどです。
自分で買って、説明書を読んだだけで理解するのも難しいかと思います。
ですので今回、つたないですがイラスト付きでルールの説明をしてみました。
あなたが少しでも説明書解読やインストの時間を短縮して、”遊ぶ”時間をより楽しむために少しでもお役に立てていたらとても嬉しく思います。
それでは、ザ・マインド、楽しんでみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!!
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